2次曲線の方程式 2023.05.012023.04.23 目次 放物線の定義と方程式楕円の定義と方程式 放物線の定義と方程式 図1 放物線の定義 上図1から、放物線とは、直線 l(準線という) と、その上にない任意の一点 P を中心点とする円周上の点 F をとるとき(ただしH≠F。点Hは点Pからlに垂線をおろした交点。)、 Pから焦点 F への距離 PF― と等しい距離 PH― を持つような準線 l 上の点 H が存在するようなものの 軌跡 として定義される平面曲線 である。 赤い曲線(つまり放物線)を軌道とする点を P(x1,y1)、焦点を F(p,0)、準線lの式を y1=−p とすると、上図の放物線の定義式はPF―=PH― より (x1−p)2+y12=|x1−(−p)|⇒(x1−p)2+y12=x12+2x1y1+y12⇒y12=4px1⇒y1=4px1となる(以下で解説)。 解説メモ PF― の式 (x1−p)2+y12 は三角関数から、三平方の定理三平方の定理を用いた2点P、F 間の距離による。PH― は点と直線の距離点と直線の距離から公式 d(2点間の距離を表す記号)=|ax2+by2+c|a2+b2 に 準線lの式 |x1=−p| を直線の式の一般形に変形した x1+p=0 の左辺の項を代入した式 |1x2+0y2−(−p)|12+02⇒|x1=−(−p)|。 楕円の定義と方程式