絶対値

絶対値は、数値や数式に絶対値記号\(({\small |\,|})\)を付けて表記される。

図\(1\) 絶対値

\(\begin{array}{l}\color{red}{\underline{\color{black}{\textsf{絶対値の定義は $0$ を基準 とする}}}}{\color{black}。} \\ \hspace{10pt}\textsf{上図の数直線$(\small\textsf{目盛りを付けた直線})$から ${\small -}6$、$6$ の実数値の絶対値はそれぞれ $|\,{\small -}6\,|{\small\,=\,}6$、 $|\,6\,|{\small\,=\,}6$ となる。} \\ \hspace{10pt}\textsf{絶対値の数値は $\color{red}\underline{\color{black}{\textsf{基準点$0$ からの 幅}}}$ を計測した数値になり、符号$(-,\,+)$は問わない。} \\[5pt]\hspace{10pt}\textsf{上述の絶対値$6$を実数値に戻す$(\small\textsf{絶対値記号をはずす})$表記は、} \\[10pt]\hspace{150pt}|\, 6\,|{\small\,=\,}\left\{\begin{array}{l}\hspace{6pt}6 \hspace{10pt}(6\,{\small \geqq}\,0) \\ {\small -}6\hspace{5pt}\hspace{5pt}({\small -}6\,{\small \lt}\,0)\end{array}\right. \\[5pt] \hspace{200pt}\textsf{となる。これを $\color{red}{\underline{\color{black}\textsf{場合分け}}}$ という。}\end{array}\)

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